青木泰成TRIO 2003/3/1

　　　　　　　　２００３．３．１（SAT)西荻窪アケタの店
　　　　　
青木泰成（Electric５弦Bass，Tb，Pｆ，Pianica）　　　　　
鈴木徹大（Eg) 　　　　　
芳垣安洋（Ds，Per）

殆どMCもなく、曲目の紹介も一切無い(笑)。
でも何度か足を運んでいるにもかかわらず曲名を思い出せないっつうのは、
私が普段いかに話をきーてないかという証拠(笑)？？
以下、全曲についてではないが特に印象に残ったものをかいつまんで・・・。

泰成さんのPianoから始まる「マカーム・イエギャー」
続いて泰成さんのオリジナル「ターキッシュ・ヴァン（だっけ？）」。
この２曲はセットみたいにいつも続けて演奏される。
中盤からの盛り上がりがとても重たくてTRIOとは思えない音の厚さ。
芳垣さんのVincentAtmicusでも取り上げられている２曲である。

１ｓｔセット中の曲の合間に同じ曲がまるでジングルみたいに取り上げられる。
ところ変えて品変えてぢゃないけど、アレンジを変えて聴いたことのあるフレーズが
流れる。あれ？なんつー曲だっけ(苦笑)。

「AppleSnail」この曲好きなのにゃ～。かわいくてスピーディーで。
泰成さんのTbソロが絶品だ。エレガントでタフ。もぉタメイキもんである。
（何をもってそう思うのかはわからんけど、思ったんだからしょーがない(笑）。）
どうもありがとうございますぅ泰成さん♪である。

｢月｣とか｢星｣とかが出てくるタイトルだったんぢゃないかと思うが(苦笑)、
鈴木さんのギターと芳垣さんのドラムの音が、
雫、とか水、とかを思い浮かべてしまう美しい曲。
流れていく中で３人の「溜め」がかっくいい(笑）。
映画とかで使われそーな雰囲気のあるものである。

泰成さんのpianicaのソロの曲はたぶん「ポルケノ？」とかゆー曲ではないかとおもうが(笑)。
熱帯JAZZ楽団のアルバムで披露されている曲ではないか？と思うが。
なんせ曲紹介なかったので勘でしか書けない(泣)。
違ってイルきゃもしらない・・・。
これがまたじーーーーーんとくるのら。
ボサノバっぽいアレンジでメロディーがまた切なくていー。
いー、としか書けないのは非常に歯がゆいが(泣笑)。

いつもラストを締めくくる曲は「北の港」。もぉ終わりかぁ(惜)？
いつもの事ながらこの曲の演奏は盛り上がるだけ盛り上がってめちゃかっこいー(笑）。
泰成さんの５弦ベースが、鈴木さんのギターが内臓に響くぐらい泣くのら。

しかし今日はこの次にも１曲！「TOREDO」だー！
だーいー好ーきぃ～♪うーれーしーいぃ～♪すげー秀逸曲である。
バート・バカラックの作品で、エルヴィス・コステロとのアルバムに収められている１曲。
このTRIOでもよく演ってくれて、ますます好きになった。
優しくて哀しくて(歌詞が切ないんだコレ実は)それでいてサラリとした不思議な感覚。
このTRIOならではの不思議な感覚。
これで素敵な夜はおしまい。

しかし改めて、泰成さんのオリジナルは叙情的で無国籍で美しい♪と思った。

不思議なもんで。
演奏が始まる前、とーっても手足が冷たくて「寒みーな・・」と思ってたが、
演奏中はポカポカポカポカあったかくて、
休憩時間はまた冷たくて、また演奏が始まるとポカポカ・・・。

外は朝からの雨。えらい降りっぷりだもの。
でもこんな日でも、ほんっとに行ってよかったぁと思うライヴであった。